火災保険が適用できるかどうかの確認方法は各保険会社の窓口に問い合わせください。下記はその一部になります。なお、火災保険の種類やプランによって補償内容などが違います。ご自身が入っている火災保険を調べて相談窓口に聞いてみましょう。
外壁塗装に火災保険が適用できる条件を簡単にお伝えすると下記の通りになります。
・外壁・屋根の破損が災害によるものである
・被災から3年以内に申請を行うこと
・損害の補修にかかる費用が火災保険の免責金額を超えること
逆に適用できないケースとして主に次のようなものがあります。
・破損した箇所が経年劣化(時間の経過によるもの)の場合
・破損した箇所の原因が人的なもの(ぶつけてしまった等)である場合
・破損した箇所の原因が施工不良の場合
①各保険会社へ連絡し、必要な書類を確認する
②業者に連絡し、破損箇所の見積書や写真の作成をしてもらう
③申請結果により補償金額を決定される
④各保険会社のタイミングで保険金が支払われる
自分が火災保険に入っているかを確認し、その保険会社に必要な書類や写真はどのような形式なのかなど具体的に聞いておきましょう。必要書類の確認はホームページや事前にもらっている書類などでも可能な場合があります。現地調査をしてもらう業者にはそのことを伝えておきましょう。後の対応がスムーズになります。
塗装業者やリフォーム業者に現地調査をしてもらいましょう。家の破損の状況を確認してもらったり、写真を撮ったりし必要な書類の準備をします。また、現地調査をしてもらって業者からは見書の内容や工事の流れの説明を簡単でもいいので受けておきしょう。保険会社と直接やり取りをするのはほとんどの場合がお家の持ち主様です。念のために聞いておきましょう。
書類の準備ができたら保険会社に送付し、結果を待ちましょう。申請の段階で保険会社から現地を確認したいといったこともあります。それらが終わって結果が確定し、連絡が来ます。審査結果によっては一部補償や全額補償など結果が変わってきます。それによって全体的に工事をするのか、一部のみの工事にするのかなどの考えにもなってくるのでよく考えて工事内容を決定しましょう。
保険会社によっては工事前、工事後に支払い。また申請が通った時点で支払い。保険加入者に振り込まれる場合や工事を担当する会社に振り込まれる場合など様々なパターンがあるのでそちらも確認をしておきましょう。