下塗り2回の塗装工程【修繕改修・評判口コミ・料金価格・見積もり】 / 外壁塗装 高知
2019.03.27 (Wed) 更新
花より団子、お花見のシーズン、ということで春の陽気な季節がやってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
店長上田です。
いつもお世話になっております。
今年からキタペンの標準施工となりました「外壁屋根塗装4回塗り」の現場がはじまっています。
以前から下塗り2回の工程は下地の劣化状態により仕様に組み込んでおりましたが、これからは標準の施工となります。
以下、下塗り2回の効果となります。
□外壁がモルタルの場合
①下塗り1回目(浸透形シーラー)で、上塗り塗料の吸込みを抑え、古い塗膜との密着力を高める
②下塗り2回目(フィラー)で、表面の凸凹や小さなひび割れを埋めることでキレイな仕上がりに
□外壁が窯業系サイディングの場合
下塗り(サーフェーサー)×2回塗りで、下塗り塗料の隠ぺい力を高めることで、上塗り塗料の付着力が高まり、表面も美しい仕上がりに
※下地の劣化具合により、下塗り1回目にエポキシ樹脂造膜型シーラー(弱溶剤)をご提案させていただく場合がございます
□屋根化粧スレートの場合
下塗り(浸透形シーラー)×2回塗りで、屋根材に上塗り塗料が吸い込むことを止めることで、上塗り塗料がその性能を最大限に発揮します
□屋根セメント瓦(和型スレート)の場合
①下塗り1回目(浸透形シーラー)で、次に塗る塗料の吸込みを抑える
②下塗り2回目(カチオン系厚膜下地材)で、表面の凸凹や小さなひび割れを埋めることで綺麗に仕上がり、上塗り塗料の付着力を高めることで塗装後の塗膜の剥がれを回避します
【高知市横浜w様邸】
下塗り塗料/パーフェクトサーフ(日本ペイント)
中塗り塗料・上塗り塗料/ファインパーフェクトトップ(日本ペイント)
↓外壁下塗り1回目
下塗り1回ではどうしても古い塗装の色が透けて見えてしまいます
↓外壁下塗り2回目
古い塗装の色が隠れて真っ白になっていきます
↓外壁中塗り
下塗りで真っ白になった外壁に色(上塗り塗料)を付けていきます
色番号/ND-401
↓外壁上塗り
上塗り塗料も1回塗りでは隠ぺい力が低いため、2回目の塗装を施すことで必要な膜厚を確保し、長持ちする塗膜が形成できます
住宅で使用する下塗り塗料には、1液型、2液型、水性、弱溶剤、強溶剤、浸透形、造膜型、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂といった、多種多様な商品が発売されておりますが、「本当に長持ちする塗装」は、お家の材質や劣化状態、置かれている環境に適した下塗り塗料を選定することが重要となります。
どんなに高級なセラミック塗料で塗装をしても、下地調整が不十分であればその性能を十分に発揮することはできません。
そして私が何より大切に考えているのが塗装前の洗浄です。
長年積もり積もった汚れ(不純物)をしっかり取り除くことではじめて下塗り2回の効果を発揮できます。
それでは、現在工事中のお客様につきましては大変ご不便をお掛けいたしておりますが、お天気も良く各工程順調に作業が進んでおりますので、完工までの間もうしばらくお待ちくださいませ。
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